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Posted by たまりば運営事務局  at 

2008年08月19日

寝苦しい夏

夏の夜はどうして寝苦しいですね。
寝ることは、健康のためにとても大切なことです。

歯科の分野でもこの寝ることに関係していることがあります。
「歯ぎしり」「いびき」「睡眠時無呼吸症候群」などです。

歯ぎしりは、安静を保つべき就寝中に上下の歯を大きな力ですりあわせるので、
歯や顎に過大な負担をかけてしまいます。
そのため、歯の異常な磨り減りや咬合性外傷、歯周病の悪化、顎関節の異常などを引き起こします。
歯ぎしりの原因は単独で起こることなく、かみ合わせやストレス、寝相、枕等々いろいろな要因が複合して起こります。
そのため治療は、「ナイトガード」というものを入れて負担を抑える対処療法で様子を見ていき、
必要に応じてかみ合わせの調整や薬物を使用したりします。




いびきは、さまざまな原因によって上気道が狭くなり空気抵抗が大きくなるためおきる、抵抗音や振動音です。
そのため眠りが浅かったり、呼吸が苦しく心臓に負担をかけてしまいます。
いびきは、メタボな人や舌やアデノイドの大きい人、口呼吸や鼻疾患がある、顎が小さい人などが起きやすく、また寝相や枕の高さが影響したり、飲酒時や安定剤や睡眠薬をのまれている方も起きやすいといわれています。
睡眠時無呼吸症候群は、上気道が完全にふさがり一時的に無呼吸(窒息状態)になったものです。
睡眠時無呼吸症候群は、睡眠が非常に浅くなるため日中非常に眠く頭痛や集中力が散漫になりやすく、心臓にも過度の負担をかけてしまうので非常に怖い病気です。
いびきにしても睡眠時無呼吸症候群にしても、就寝中の正常な呼吸をおこなうことが大切で、
きちんと医科で睡眠ポリソムノグラフィ検査などをしてもらう必要があります。
医科では、CPAP装置で呼吸を管理したり外科的な治療を行います。
歯科では、下あごを前に出し上気道が開くようにするスリープスプリントという装置
を口に入れて寝てもらう治療法を行います。
  


  • Posted by 23  at 00:01Comments(0)おくちのこと