ひみこのはがいーぜ

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2007年12月16日 00:05

「ひみこのはがいーぜ」という言葉を知っていますか?
これは、噛むことでこんなにいいことがありますというキャッチフレーズです。

よくかむことは、あごや歯の発達ばかりでなく、健康なからだづくりの基礎といえます。
しかし、今の食は昔に比べやわらかい食べ物が氾濫しています。
そのため、今の噛む回数は非常に少なくなっています。
卑弥呼のいた弥生時代では約4000回、鎌倉時代で2600回、江戸時代は1460回、戦前でも1400回噛んで食事をしていました。
今は、どのぐらいかというと640回ほどです。
また、テレビを見ながらの食事や遊びながらの食事など、食べること、かむことに集中できないような環境で食事をする家庭が多く食事時間も11分ほどと非常に少なくなっています。

しかし、よくかむ子供たちは、こんなにいいことがあるのです。

ひ・・・肥満防止(ゆっくり噛むと早くおな かがいっぱいになって,食べ過ぎを防ぎます。)
み・・・味覚の発達(よく噛むと味がよくわかる ようになるます。)
こ・・・言葉の発達(よく噛むと あごを動かすと筋肉が発達し,話し方もはきはきして分かりやすい。)
の・・・脳の発達(噛む刺激を,脳の神経に伝え,発達を促す。)
は・・・歯の病気予防(かむことで唾液が促され、唾液の抗菌作用や自浄作用が促される)
が・・・がん予防(唾液の免疫作用でがん予防になる)
い・・・胃腸が快調(よく噛んで唾液が促され、消化吸収が助けられる)
ぜ・・・全力投球

また、よく噛む事は、血中インシュリン濃度にも影響を与え、動脈硬化を抑えメタボを気にする大人の方の健康にも効果的なのです。

家族で食事する際は、時間をかけてゆっくりよくかむ食事で健康増進してください。
 


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