2010年02月18日
八王子市、都立小児病院跡地に新たな医療施設
八王子市は4日、3月に移転統合される都立八王子小児病院(同市台町4)の跡地・建物を活用し、小児外来や障害者通所事業などを行う新施設「(仮称)市小児・障害メディカルセンター」を整備すると発表した。来年4月のオープンを目指し、同市は10年度予算に計12億1700万円を計上する。
新施設は多摩市の社会福祉法人「島田療育センター」が運営を請け負い、日中は同法人の医師4~5人が小児外来を担当する予定。また、夜間・休日は市と地元医師会が施設を利用し、小児外来を含む夜間救急診療や休日歯科応急診療を行うという。
都立八王子小児病院の移転統合を巡っては、市民から「八王子に小児医療の拠点を残してほしい」との要望が出ていた。新施設は▽新生児医療▽入院受け入れ▽日中の救急対応--などの機能が廃止されるが、同市地域医療推進課は「子供の外来診療と通院に関しては、従来と同程度の機能を維持できる」としている。
新施設は多摩市の社会福祉法人「島田療育センター」が運営を請け負い、日中は同法人の医師4~5人が小児外来を担当する予定。また、夜間・休日は市と地元医師会が施設を利用し、小児外来を含む夜間救急診療や休日歯科応急診療を行うという。
都立八王子小児病院の移転統合を巡っては、市民から「八王子に小児医療の拠点を残してほしい」との要望が出ていた。新施設は▽新生児医療▽入院受け入れ▽日中の救急対応--などの機能が廃止されるが、同市地域医療推進課は「子供の外来診療と通院に関しては、従来と同程度の機能を維持できる」としている。